Tuesday, July 24, 2018 11:38 AM
グーグル、制裁で9%減益 広告好調、売り上げは最高
IT大手グーグルの持ち株会社アルファベットが23日発表した2018年4〜6月期決算は、欧州連合(EU)から科された巨額の制裁金の計上が響き、純利益が前年同期比9%減の31億9500万ドル(約3500億円)だった。
一方で、売上高は広告収入が順調に伸び、26%増の326億5700万ドルと四半期として過去最高だった。8割超を占める広告収入が24%増と好調だった。グーグルのクラウドサービスやアプリ販売といった広告以外の事業も37%伸びた。
EUは18日、グーグルが基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載するスマートフォンのメーカーに自社アプリを有利に扱うよう事実上強制したとして、EU競争法違反で43億4千万ユーロ(約5600億円)の制裁金の支払いを命じた。(共同)
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