Tuesday, July 24, 2018 11:39 AM

防衛関連輸出が製造業強化 米政権高官が英紙に寄稿

 米国のナバロ大統領補佐官(通商製造政策局長)は24日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(アジア版)に寄稿し、小型無人機ドローンなどの防衛関連製品を輸出することが米国の製造業の強化につながると主張した。

 ナバロ氏は、武器輸出が以前は制限されていたため市場の変化に追いつけなくなり、中国やロシアに売り込みの機会を与えてしまったと指摘。

 トランプ大統領の政策信条の一つは「経済安全保障が国家安全保障につながる」と指摘、政権が輸出拡大を目指しドローンなどに関する政策を改革したと強調。「こうした変化は国家安全保障や外交、経済安全保障の利益となる武器輸出への熱意の表れだ」と説明している。(共同)