Wednesday, July 25, 2018 10:30 AM

S・マルキオンネ氏死去 フィアットを再建

 イタリアのANSA通信などによると、欧州自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の前最高経営責任者(CEO)セルジオ・マルキオンネ氏がスイスの病院で25日までに死去した。66歳だった。肩の手術を受けた後で容体が悪化し、21日に退任が発表されたばかりだった。

 業績不振に陥ったイタリアの旧フィアットのほか、傘下に収めた米国の旧クライスラーを再建。業界を代表する経営者の一人だった。

 セーター姿がトレードマーク。昨年1月にホワイトハウスで開かれたトランプ米大統領と自動車各社トップとの懇談にもそのいでたちで現れた。(共同)