Wednesday, July 25, 2018 10:32 AM

トランプ氏「綱渡り的」 元報道官が著書で回顧

 トランプ政権下で初代の大統領報道官を務めたショーン・スパイサー氏が24日、著書を出版し、トランプ大統領を「行動が綱渡り的でほとんど誰もついていけない」などと振り返った。AP通信が伝えた。

 「ザ・ブリーフィング」と題する著書で、スパイサー氏はかつてのボスを「計算高く、気の変わりやすい人物」「彼のような候補者が出てくることは二度とないだろう」と評した。

 報道官として、大統領就任式の人出が過去最高だったと強引に主張するなどし、昨年7月の辞任までメディアとのあつれきが目立ったスパイサー氏は、最初の記者会見でトランプ氏の求めに応じようとメディアに戦闘的な態度を取ったが、それが「終わりの始まり」だとすぐに悟ったと回顧した。(共同)