Monday, August 22, 2016 5:43 PM

NY株続落、23ドル安 早期利上げを警戒

 週明け22日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前週末比23.15ドル安の1万8529.42ドルで取引を終えた。米国の早期利上げに対する警戒感や、原油先物の値下がりで売り注文が優勢となった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数はIT銘柄の一角が物色されたことで、6.22ポイント高の5244.60と反発した。

 米連邦準備制度理事会(FRB)のフィッシャー副議長の21日の講演内容が年内利上げを示唆したと受け止められ、株式相場にとってマイナスに働くとして売り注文が優勢になった。22日のニューヨーク原油先物相場が8営業日ぶりに反落し、シェブロンなどエネルギー関連銘柄が売られたことも株価全体を押し下げた。(共同)