Thursday, July 26, 2018 11:10 AM

中部空港でも顔認証審査 30日から、混雑緩和目指す

 法務省は26日、中部空港(愛知県常滑市)で出入国審査時に顔認証技術を使って本人確認する自動化ゲートを報道陣に公開した。実際の運用は日本の旅券所持者を対象に30日から。増加する訪日外国人の審査により多くの職員を充て、混雑緩和の促進や審査の厳格化を目指す。

 羽田、成田、関西の3空港では既に始めており、福岡空港でも8月に導入される。法務省によると、中部を含む5空港で日本人出入国者の95%以上を占めるため、その他の国際便がある空港での設置は現時点で計画されていない。

 中部には6台を設置し、当面は帰国手続きで使われる。11月上旬には9台を加え、出国にも対応する予定だ。(共同)