Thursday, August 02, 2018 12:06 PM

FRB、金利据え置き 年内2回利上げ想定

 米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は1日、金融政策を協議する連邦公開市場委員会(FOMC)で、主要政策金利を年1.75〜2.0%に据え置くことを決めた。

 FRBは今年既に2回利上げを実施した。会合後に公表した声明で「さらなる段階的利上げが整合的」としており、年内にあと2回の利上げを想定している。景気過熱を防ぐために9月25、26日に開く次回FOMCで利上げを決める公算が大きい。

 景気判断については、前回の「堅調に拡大している」から「力強く拡大している」と上方修正した。また、堅調な米経済を支えている家計支出と設備投資が「力強い」と説明し、失業率も低い水準で推移しているとの認識を示した。物価上昇率は「2%に近い」と分析した。(共同)