Friday, August 03, 2018 10:59 AM
米雇用15万7000人増 7月、失業率3.9%
米労働省が3日発表した7月の雇用統計(速報、季節調整済み)は、景気動向を敏感に映す非農業部門の就業者数が前月から15万7000人増えた。市場予想の19万人程度を下回った。失業率は前月から0.1ポイント低下して3.9%となり、3%台は2カ月ぶり。
米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は9月の追加利上げを見込んでおり、雇用や物価の動向を見極めて最終判断する。7月の就業者の増加幅は、景気が順調に拡大しているとされる20万人を3カ月ぶりに下回った。
就業者数は民間部門で17万人増、政府部門で1万3000人減だった。民間では、製造業や医療、観光などの分野で増えた。失業率は成人男性で低下した。成人女性は横ばい、10代は上昇した。(共同)
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