Monday, August 06, 2018 10:39 AM

過去最多のメダル6個 最強中国に迫る奮闘

 バドミントンの世界選手権は5日まで中国の南京で行われ、日本は過去最多6個のメダルを獲得し、8個の最強中国に肉薄した。朴柱奉監督は「目標だった金二つを取れて良かった。中国の本拠地なのできついかと思ったが、銀二つ、銅二つも良かった」と総括した。

 男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)は現地入り後の練習で腹筋を痛め、3回戦までは無理に攻めず“省エネ”で勝ち上がった。決勝は世界ランキング3位の石宇奇(中国)を守備で圧倒。2年後の東京五輪が楽しみになる圧巻の内容で、日本男子で初の金メダルを勝ち取った。

 4強に3組が入った女子ダブルスは、初出場の長身ペア、永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)が前回準優勝の福島由紀、広田彩花組(岐阜トリッキーパンダース)に競り勝った。銅メダルの米元小春、田中志穂組(北都銀行)、3回戦で敗れた五輪金メダルの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)も含めた層の厚さは世界一。東京五輪代表2枠の争いは、激戦になりそうだ。(共同)