Monday, August 06, 2018 10:40 AM

インドネシア地震98人死亡 ロンボク島、7月に続き

 米地質調査所(USGS)によると、インドネシア・バリ島の東隣にある西ヌサトゥンガラ州ロンボク島で5日午後7時46分(日本時間同8時46分)ごろ、マグニチュード(M)6.9の地震があり、国家災害対策庁によると少なくとも計98人が死亡した。負傷者は236人で、1000以上の建物が損壊。同島では9〜13センチの津波が観測された。死傷者はさらに増える恐れがある。

 バリ島の在デンパサール日本総領事館によると、40代の日本人旅行者の女性が足に軽傷を負った。地元病院で6日に治療を受けたという。国家災害対策庁報道官は、バリ、ロンボクの両島で「外国人が死亡したとの情報はない」と述べた。

 震源はロンボク島にある州都マタラムの北東約49.3キロで、震源の深さは31キロ。島では7月29日にM6.4の地震が発生したばかり。(共同)