Tuesday, August 07, 2018 10:49 AM

秘密会合ツイート自粛を ロシア疑惑の捜査警戒か

 CNNテレビは6日、2016年大統領選中にトランプ陣営幹部とロシア政府に近いロシア人弁護士が持った秘密会合について、トランプ大統領がツイッターに投稿しないよう周囲から促されていると伝えた。

 米大統領選のロシア介入疑惑を巡るモラー特別検察官による捜査では、トランプ陣営とロシアとの共謀の有無が焦点。トランプ氏のツイートにモラー氏は関心を寄せているとされ、トランプ氏の弁護団は不用意な投稿で捜査側を刺激しないよう警戒しているとみられる。

 トランプ氏は3日以降、ニュージャージー州の「トランプ・ナショナル・ゴルフクラブ」で夏休みを取っているが、疑惑捜査の進展に神経質になっているもようだ。5日には、秘密会合は民主党候補だったクリントン氏に関する不利な情報を得ることが目的だったと投稿し「完全に合法だ」と主張した。(共同)