Wednesday, August 08, 2018 10:55 AM

持ち前の左翼へ逆転弾 足も光った大谷

 大リーグ、エンゼルスの大谷は7日、アナハイムで行われたタイガース戦に「3番・指名打者」でフル出場し、0-2の1回に左翼へ逆転の12号3ランを放つなど4打数2安打3打点、2得点1盗塁で1四球2三振だった。チームは11-5で勝った。

 持ち前の逆方向に伸びる当たりが出始めた。大谷は1回無死一、二塁での4試合ぶりのアーチに「元々はあっち方向が多いので、元に戻ってきたなという方が正しい」と自信をにじませる。球団によると、同一シーズンでの「4勝、12本塁打」は1888年のジミー・ライアン、1919年のベーブ・ルース以来、3人目だ。

 右腕ターナーが2ボールからストライクを取りにくると予測しつつ、手元で動く球に強引な打撃は避け「小さい動きの中で、どれだけ大きい力を発揮できるか」に集中した。コンパクトに見えるスイングで411フィート(約125メートル)も飛ばし「結果的に本塁打になったのもいいスイングができた証し」。大量7点の猛攻を呼び込んだ。(共同)