Thursday, August 09, 2018 10:22 AM

司法妨害の聴取に否定的 ロシア疑惑で米大統領弁護団

 2016年米大統領選のロシア介入疑惑の捜査を指揮するモラー特別検察官がトランプ大統領に聴取を要請していることに対し、トランプ氏の弁護団は8日、書面で回答したと明らかにした。ABCテレビは関係者の話として、弁護団は司法妨害の疑いに関する聴取に応じることには否定的だと伝えた。

 疑惑捜査では(1)選挙介入でトランプ陣営とロシア政府の共謀(2)大統領による司法妨害ーの有無が焦点となっており、モラー氏はトランプ氏に直接ただしたい考え。

 CNNテレビによると、トランプ氏は聴取に応じる意欲を示しているが、弁護団は証言次第で偽証罪に問われる恐れがあるため、聴取内容をロシアとの共謀に関する質問に絞るよう求めているという。(共同)