Thursday, August 09, 2018 10:24 AM

日大チア部監督パワハラか 女子部員が暴言被害訴え

 日本大応援リーダー部(チアリーディング部)の女子部員が9日、女性監督から暴言などのパワハラを受けたとする声明を、代理人弁護士を通じて報道機関に公表した。精神的に追い詰められ、学内の保健体育審議会に対応を求めたが、解決されなかったとしている。日本大は「指導に支障をきたすことが懸念される」として、9日付で監督の解任を発表した。

 日本大では5月、アメリカンフットボール部の悪質反則問題が起き、「学生の皆さんを必ず守ります」などとする文書を出したばかりだった。

 日本大によると、パワハラ問題の経緯については、人権救済委員会で調査を進め、近く結論を出す予定という。女子部員に対しては臨床心理士によるケアなどサポート体制を整えたとしている。(共同)