Monday, August 13, 2018 11:11 AM
米墜落機操縦の男、無免許 「ゲームで経験」と交信
シアトル郊外で起きた航空機墜落で、捜査当局は11日に記者会見し、空港から機体を盗み操縦した男(29)は航空会社で約3年半の勤務歴があったが、操縦士免許を持っていなかったと明らかにした。米メディアによると、男はリチャード・ラッセル容疑者。
米メディアは12日、容疑者が管制塔と交わした詳細な交信記録を報道。容疑者は「ビデオゲームで操縦したことがあるので助けはいらない」と説明し、危険な飛行を繰り返した後に「これで終わりにしようと思う」「誰も傷つけたくない」と話した。当局は自殺を図ったとみて調べている。
米連邦捜査局(FBI)は12日、墜落現場のケトロン島からフライトレコーダー(飛行記録装置)やボイスレコーダー(音声記録装置)を回収したと発表した。米運輸安全委員会(NTSB)が分析、容疑者の動機解明などを本格化させる。容疑者とみられる遺体の一部も見つかった。(共同)
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