Tuesday, August 14, 2018 10:26 AM

VOA記者を一時拘束 中国当局、携帯も壊す

 米政府系メディア、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は14日、VOAの北京駐在記者が山東省で取材中に中国当局に連行された上で6時間以上拘束され、所持していた複数の携帯電話を壊されたと伝えた。

 同記者は、VOAの電話取材中に当局に連れ去られた山東大の元教授、孫文広氏が釈放され山東省済南の自宅に戻ったことを知り、13日同宅を訪問。外から自宅の中にいる孫氏と話していたところ、当局者に連行された。記者は14日に釈放された。

 孫氏は1日にVOAの討論番組で中国の「ばらまき外交」をテーマに電話取材を受けている最中に連行された。その後釈放されたが、自宅に戻った後も当局の厳しい監視下に置かれているという。(共同)