Tuesday, August 23, 2016 5:59 PM

NY株、17ドル小幅反発 欧州株高や米指標好感

 23日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、欧州の株高や米経済指標の好調さを好感して小幅ながら3営業日ぶりに反発し、前日比17.88ドル高の1万8547.30ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は15.48ポイント高の5260.08だった。

 7月の米新築住宅販売戸数が8年9カ月ぶりの高い水準を記録し、景気先行きに楽観的な見方が広がった。前日までの続落で割安感が出た銘柄に買い戻しも入り、ダウ平均の上げ幅は一時100ドルを超えた。

 ただ週後半に予定されている米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の講演内容を見極めたいとして、取引終了にかけてダウは上げ幅を縮小した。(共同)