Thursday, August 16, 2018 11:01 AM

五輪前哨戦へ、日本入村式 アジア大会あす開幕

 ジャカルタ・アジア大会は18日、インドネシアの首都ジャカルタのメイン会場となるブンカルノ競技場で開会式が行われ、熱戦が幕を開ける。16日は日本や中国、韓国など多くの国・地域が入村式に臨み、伝統的な衣装を着た女性から歓迎を受けた。会場準備の遅れや交通渋滞も懸念される中、15日にジャカルタ入りした聖火は市内を巡り、開幕の足音が迫ってきた。

 アジア・オリンピック評議会(OCA)によると、45カ国・地域から約1万1千人の選手が参加し、40競技465種目が実施される。日本オリンピック委員会(JOC)は2020年東京五輪への前哨戦と位置付け、史上最多の762選手を派遣。競泳や陸上、バドミントンなどは一線級が出場する。五輪追加種目の空手やソフトボールもトップ選手で臨み、メダル量産が期待される。

 17日の独立記念日を前に市街地は大勢の人が集まり、盛り上がりつつある。五輪にないアジア大会特有の競技も彩りを添え、初めて採用されたトランプゲームのブリッジも関心を集めそうだ。(共同)