Monday, August 20, 2018 11:16 AM

インド豪雨死者200人超に 70万人避難、感染症に警戒

 インド南部ケララ州での豪雨被害で、PTI通信は20日、降り始めの今月8日からの死者が210人に達したと報じた。70万人を超える人々が避難している。気象当局は今後数日間で降雨は徐々に減ると予想する一方、州当局は感染症の流行を警戒している。

 軍や災害対策当局が、水没した家屋などに取り残された人々の救助活動を続け、19日だけで約2万2000人が救出された。同州コチ(コチン)の国際空港は26日まで閉鎖されるため、コチの海軍基地で20日から民間機の離着陸が始まった。

 インドでは雨期のこの時期になると毎年多数の死者が出ている。(共同)