Monday, August 20, 2018 11:17 AM

日本選手団バスケ4人追放 買春行為で、アジア大会

 ジャカルタ・アジア大会のバスケットボール男子日本代表が公式ウエアを着て市内の歓楽街を訪れていたことが19日、分かった。日本選手団の山下泰裕団長は20日、現地で記者会見し、買春行為があったとして、いずれもBリーグの永吉佑也(27)=京都、橋本拓哉(23)=大阪、今村佳太(22)=新潟、佐藤卓磨(23)=滋賀=の4選手の代表認定を取り消したと発表した。事実上の選手団追放となる。

 選手村を退去して同日帰国した4選手は東京都内で記者会見し、永吉選手は「私たちの軽率な行動により多大な迷惑をお掛けし、深く反省している」と謝罪した。

 日本オリンピック委員会(JOC)によると、4選手は16日にあった1次リーグ2戦目のカタール戦後の午後10時すぎ、日本選手団の「JAPAN」のロゴが入った公式ウエアを着て選手村から外出。日本食店で食事や飲酒をした後、紹介された別の店の女性を伴ってホテルに入り、不適切な行為に及んだ。永吉選手はそれぞれが相手の女性に120万ルピア(約9000円)ずつ支払ったことを明らかにした。(共同)