Monday, August 20, 2018 11:19 AM

ロシア疑惑で「隠し事なし」 トランプ氏、捜査に強気

 トランプ大統領は19日、2016年大統領選での自陣営とロシアとの共謀や司法妨害の疑惑に関して、ツイッターで全否定し「隠し事はない」と強調した。疑惑捜査を指揮するモラー特別検察官の事情聴取に側近らが応じるのを認めていると訴え、やましいことはないと強気の姿勢を誇示した。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、疑惑捜査に絡み、ホワイトハウスの内情を熟知するマクガーン法律顧問はモラー氏の聴取に応じ、コミー前連邦捜査局(FBI)長官解任の経緯などを説明した。トランプ氏から責任を負わされるのを恐れ、捜査への全面協力を決めたともされる。

 だが、トランプ氏はツイッターで「(タイムズは)マクガーン氏が私を裏切ったかのように報じているが、事実は異なる」と反論。「私が聴取に応じることを認めた。でっち上げの不快な魔女狩り捜査が終結するよう、透明性を要求したのだ」と主張した。(共同)