Tuesday, August 21, 2018 10:53 AM

大谷、投手復帰へ前進 故障後初めて実戦形式

 シーズンの残り1カ月半での投手復帰に向け、エンゼルスの大谷がまた一歩前進した。アリゾナ州テンピの球団施設で20日、右肘の故障後初めて実戦形式の登板で29球を投げた。投手コーチらが見守る中、球団関係者は「全て順調」と前向きな見通しを示した。

 打者との対戦は6月6日のロイヤルズとの公式戦以来となった。練習は非公開だったが、球団によるとマイナーの2選手が左右で計6打席に立ったという。

 7月上旬に打者先行で復帰し、打席では「足りないところの方がすごく多いので、それを補っていくところで必死なのかなという感じはあったが、それでも投げたい気持ちはあった」と心境を語っていた。メジャー1年目から打率2割6分8厘、13本塁打、38打点と活躍しているとはいえ、投打の「二刀流」復活に懸ける思いは強かった。(共同)