Tuesday, August 21, 2018 10:53 AM

アジア系中心の映画公開 ハリウッドで25年ぶり

 米国でアジア系の俳優やスタッフが中心となってつくった恋愛コメディー映画「クレイジー・リッチ!」が20日までに全米で公開され、初めての週末興行収入が首位を記録した。主要キャストをアジア系で固めたハリウッド映画は1993年の「ジョイ・ラック・クラブ」以来25年ぶり。

 多様性が必要だと訴える映画界で、「クレイジー・リッチ!」は「文化的に重要」と大きな注目が集まっている。日本公開は9月28日。

 米メディアによると、作品の人気を大きく左右するとされる第1週目の週末興行収入は2650万ドル(約29億円)。アジア系実業家が上映会を開いたり、鑑賞を呼び掛けるキャンペーンなどが行われたりして、サンフランシスコやロサンゼルス、ニューヨークなどアジア系が多い地域を中心に大ヒットしている。(共同)