Tuesday, August 21, 2018 10:58 AM

9月7日告示、20日投開票 自民、総裁選日程決定

 自民党は21日、総裁選挙管理委員会(委員長・野田毅元自治相)を開き、総裁選日程を「9月7日告示ー20日投開票」と正式に決定した。地方票となる党員・党友の投票条件をこれまでの「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げることも確認した。連続3選を目指す安倍晋三首相(総裁)に石破茂元幹事長が挑む一騎打ちとなる見通しで、2012年以来、6年ぶりの選挙戦に突入する。

 安倍、石破両陣営は地方票の争奪を本格化。経済政策「アベノミクス」や憲法改正、「安倍1強」の在り方を争点に激しい論戦が展開されそうだ。

 首相はこの日、山梨県鳴沢村のゴルフ場で、立候補へ向けた気力や体力について記者団に問われ「毎日毎日、高めたいと思う」と答えた。24日まで夏休みをとった後、25、26両日は宮崎と鹿児島を訪れ、27日には福井、富山に入る予定。石破氏はテレビ朝日番組で、劣勢でも出馬する理由について「ここで誰も出なければ民主主義はどうなるのか」と述べた。(共同)