Tuesday, August 21, 2018 10:59 AM

米朝首脳、再会談の可能性 非核化停滞で検討か

 トランプ大統領は20日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との2度目の首脳会談について「私たちは恐らく行うだろう」と述べ、開催の可能性は高いとの認識を示した。ロイター通信のインタビューで語った。非核化に向けた動きが停滞する中、北朝鮮の具体的行動を引き出すため再会談を検討しているとみられる。

 トランプ氏は、中国が米国との通商摩擦を理由に北朝鮮に関して以前ほど米国に協力しなくなったとも述べ、不満を示した。

 北朝鮮は6月にシンガポールで実施した史上初の米朝首脳会談で「朝鮮半島の完全非核化」を約束したが、非核化を巡る米朝協議は会談後、膠着状態が続いている。トランプ政権は事態打開に向け、近くポンペオ国務長官を北朝鮮に派遣する考えだ。(共同)