Thursday, August 23, 2018 10:37 AM

大谷、2度目の実戦形式 安打性は1本、6奪三振

 大リーグ、エンゼルスの大谷翔平(24)が22日、アリゾナ州テンピの球団施設で右肘の故障後2度目の実戦形式での登板に臨んだ。20日の1度目と同様に非公開で、マイナーの左右の打者2人に計32球を投げ「しっかり終わったということがまず前進。明日いい状態であれば次のステップに進める」と語った。

 ブルペンで25球を投げた後、味方の攻撃を想定して休憩を挟むメジャー流の「アップ・アンド・ダウン」で投げ、7打席で安打性1本、6三振を奪った。20日は直球が95マイル(約153キロ)を計測したそうで「投げている感じは悪くない。メジャーの雰囲気と(実戦形式での登板で)何もない状態で投げるのは強度的には違う」とさらに球速が増す可能性を示唆した。

 報告を受けたソーシア監督は「全てが良かった。正しい方向に進んでいる」と話し、来週には3回で45〜50球を想定したアップ・アンド・ダウンに臨む見通しを示した。(共同)