Monday, August 27, 2018 10:40 AM

共同事務所開設に遅れも ポンペオ氏訪朝中止で

 韓国大統領府の金宜謙報道官は27日、北朝鮮・開城に開設予定の南北共同連絡事務所について、ポンペオ米国務長官の訪朝延期の影響は不可避だとして、開設時期などを再検討する必要があると述べた。韓国統一省報道官は、目標だった月内の開設が遅れる可能性を示唆した。

 金氏は、ポンペオ氏の訪朝や9月に予定されている南北首脳会談などが順調に進むことを前提に連絡事務所開設を検討していたとし「新たな状況が生じたので、それに合わせてもう一度検討する必要がある」と語った。

 また、ポンペオ氏訪朝中止を受けた北朝鮮の公式反応がないとし、状況を注視しているとも述べた。(共同)