Wednesday, August 29, 2018 11:18 AM

18年上期の西欧EV販売、半分が低位中型車

 2018年上半期の西欧の完全電気自動車(EV)販売台数は、2台に1台がロウワー・ミディアム(低位中型車)区分のモデルだった。同区分には日産「リーフ」、フォルクスワーゲン(VW)「eゴルフ」、BMW「i3」が含まれ、3モデルだけでEV販売総数の40%以上を占めた。

 インサイドEVsによると、ベーシック車・小型車区分では、ダイムラーの「スマートEV版」、ルノー「ゾーイ(ZOE)」が販売台数上位だった。プレミアム/ラグジュアリー(高級車)区分ではテスラ「モデルS」、SUV/クロスオーバー区分では同「モデルX」が上位だった。実用車では日産「e-NV200」が最も一般的だった。

 ただし状況は近く変わり、人気上昇中のSUV/クロスオーバーモデルと、テスラの量産型セダン「モデル3」の販売が増えると見込まれる。