Wednesday, August 29, 2018 12:28 PM

中国がハッキングと主張 トランプ氏、証拠示さず

 トランプ大統領は29日未明、機密情報を多く含んだ民主党のクリントン元国務長官のメールを中国がハッキングしたとツイッターで主張した。証拠は示していないが、司法省や連邦捜査局(FBI)に捜査を促した。AP通信によると、中国外務省はトランプ氏の主張を全面的に否定した。

 トランプ氏は、司法省やFBIが捜査に乗り出さなければ「永遠に信頼を失うだろう」とも書き込んだ。

 28日夜に保守系メディアが関係筋の話として、中国企業が当時国務長官だったクリントン氏の私用サーバーをハッキングして、クリントン氏が送受信するメールを逐一盗んでいたと報じた。トランプ氏は直後にツイッターで「ロシアの仕業ではなかったのか?」と指摘した。(共同)