Wednesday, August 29, 2018 12:30 PM
司法長官解任を再三相談 トランプ氏、側近は反対
ワシントン・ポスト電子版は28日、トランプ大統領が最近、再三にわたってセッションズ司法長官を解任する是非について側近や弁護団に相談したと伝えた。側近らは2016年米大統領選を巡るロシア疑惑の捜査が継続中は「司法妨害」と受け取られる恐れがあるため解任しないよう説得したという。
同紙によると、トランプ氏は8月中に少なくとも2度、ホワイトハウスの顧問や弁護団に対し、終わりの見えないロシア疑惑捜査についていら立ちを示し、セッションズ氏を解任しなければならないと訴えた。
弁護団のジュリアーニ元ニューヨーク市長らは解任を強行すれば、疑惑捜査を指揮するモラー特別検察官が「司法妨害」と解釈する恐れがあるとトランプ氏に説明。ジュリアーニ氏は同紙に「大統領は疑惑捜査の結論が出るまでセッションズ氏を解任しないことに同意した」と語った。(共同)
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