Thursday, August 30, 2018 11:06 AM
患者5人、熱中症記載なし 病死と判断、岐阜の病院
岐阜市の「Y&M 藤掛第一病院」でエアコンが故障した3、4階に入院していた80代の患者5人が死亡した問題で、病院側が5人の死因をいずれも病死と判断していたことが30日、岐阜県警への取材で分かった。死亡診断書に熱中症との記載はなかったという。
看護師が両階の廊下に設置された温湿度計で温度や湿度を定期的に記録していたことも、市への取材で判明。岐阜県警は押収したカルテを分析、病室内の状況を病院が認識していたとみて、5人の詳しい病状や経緯を調べている。
医師法は医師が死体に異状を認めた場合、24時間以内に所轄警察署に届けなければならないと規定している。病院は5人の死亡をいずれも県警に通報していなかった。(共同)
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