Friday, September 07, 2018 10:32 AM

中国、8月の外貨準備減少 元安抑制で為替介入か

 中国人民銀行(中央銀行)は7日、8月末の外貨準備高が3兆1097億ドル(約340兆円)だったと発表した。7月末と比べて82億ドル減少した。減少するのは3カ月ぶり。人民元の下落を抑えるために為替介入を実施した可能性がある。

 米利上げなどによって新興国から資金が流出する中、元も対ドルでの下落圧力が強まっている。中国当局は8月下旬に過度な元安進行を食い止めるための措置を約7カ月ぶりに再開した。米国が急激な元安進行をけん制していることもあり、相場安定化のための措置を強めているもようだ。(共同)