Friday, September 07, 2018 10:32 AM

関空、国内線3日ぶり運航 ピーチ、日航の19便

 台風21号の影響により4日から閉鎖が続いていた関西空港で7日、格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションの新潟便が離陸し、ほぼ3日ぶりに運航が再開した。浸水を免れた第2ターミナルビルとB滑走路で再開第1便を含むピーチ17便と日本航空2便の国内線計19便が発着した。運営会社の関西エアポートの山谷佳之社長は浸水した第1ターミナルに関し「1週間以内に再開したい」と表明、ピーチは8日に国際線12便の運航を再開すると発表した。

 タンカーが衝突した連絡橋では、午前5時すぎから損傷がなかった車線でリムジンバスなど特定車両の通行が始まり、搭乗客らが利用した。

 ピーチが8日に再開する予定の国際線はソウルや香港などの発着便。石井啓一国土交通相は記者会見で第1ターミナルのA滑走路について、9月中旬をめどに暫定的に運用する方針を示した。全日空や他のLCC、海外の航空会社の運航再開は未定。貨物便は8日に一部再開しフェデックスの6便が発着を予定する。(共同)