Monday, September 10, 2018 10:28 AM

カナダへの翼、半世紀 日航、成田で記念式典

 日本航空は10日、日本とカナダを結ぶ定期便が就航してから11日で50年を迎えるのを前に、成田空港で記念式典を開いた。大貫哲也常務執行役員は「51年、52年とこの路線の歴史を積み上げていけることを祈念する」とあいさつし、カナダのアルン・アレクサンダー公使は「日本との友好関係がさらに深まるよう願う」と話した。

 式典では、カナダ線にも搭乗している客室乗務員がチアダンスを披露。乗客には搭乗証明書や観光ガイドブックなどの記念品が配られた。

 日航によると、1968年9月11日、国内の航空会社で初めて羽田とカナダ・バンクーバー間を結ぶ定期便の運航を開始。当時は週2便で、往路は直行便だったが、復路はアンカレジを経由して約11時間半かかっていた。現在は週7便、往復とも直行便で復路は約10時間になっている。(共同)