Monday, September 10, 2018 10:30 AM
死者41人に、捜索終了 安否不明、全員を確認
最大震度7を観測した北海道の地震で、道は10日、死者が41人になり、安否不明者はいなくなったと発表した。36人が死亡した厚真町は、不明者の捜索が終了したと明らかにした。道内では電力の供給不足を補うため、平常時より2割の使用削減を目標とする節電の取り組みが始まったが、厳しい状況が続いた。経済産業省は10日、北海道電力が需要ピーク時の供給力を危ぶみ、検討している計画停電を12日も実施しない予定と発表した。
道などによると、9日に安否不明だった2人が厚真町で見つかり、それまでに心肺停止で発見されていた2人と合わせ、4人の死亡が確認された。10日午前2時すぎにも同町の土砂崩れ現場で最後まで安否が分からなかった男性(77)が心肺停止の状態で見つかり、その後死亡が確認された。
また、苫小牧市の男性(56)が8日に自宅で大量の書籍の下敷きになっているのが見つかり、死因などを調べた結果、地震の影響で亡くなったと10日特定された。(共同)
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