Wednesday, September 12, 2018 11:42 AM
2空港、国際線含め増便 神戸は2時間運用拡大へ
台風21号で被災し、一時全面閉鎖した関西空港の発着便振り分けに関し、国際線を含めて大阪(伊丹)空港で40便、神戸空港で30便の増便を受け入れることが12日決まった。大阪空港が現行の運用時間内とするのに対し、神戸空港では朝と夜に1時間ずつ計2時間拡大して対応する。一方、強風で流されたタンカーの衝突で破損した関空連絡橋の橋桁2本を撤去する作業が同日始まり、うち1本を撤去した。
関空は浸水を免れた第2ターミナルで国内線と国際線の運航を7日以降、一部再開。機能停止が続く第1ターミナルに関し、運営会社の関西エアポートは電気設備などの安全確認を進め、早ければ14日に部分的な運用開始を目指す。
神戸空港を所有する神戸市は12日、受け入れ承諾を国土交通省に文書で回答した。国交省は国や関係自治体などとの合意に基づく運用時間(午前7時〜午後10時)内での増便を求めていたが、松井一郎大阪府知事の緩和要請を踏まえ、臨時措置として拡大を決めた。(共同)
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