Tuesday, September 18, 2018 11:03 AM

大麻成分入り飲料に関心 コカ・コーラ

 飲料大手コカ・コーラは17日、大麻草から抽出される成分を使った健康飲料事業への参入に関心を寄せていることを明らかにした。この成分は高揚感などの幻覚作用をもたらさないとされる「カンナビジオール」で、欧州では鎮痛剤に使われている。

 米国でも食品医薬品局(FDA)が6月、重いてんかんの発作を起こす病気のうち二つを対象に、この成分を治療薬として承認した。

 米メディアが17日、コカ・コーラと医療用大麻を扱うカナダ企業が飲料開発を巡って協議していると報じた。コカ・コーラは報道を受け「健康飲料の成分として、カンナビジオール市場の成長を注視している」との声明を出した。(共同)