Tuesday, September 18, 2018 11:03 AM

北朝鮮、イランが主要議題 25日から国連総会一般討論

 国連総会は18日に1年間の新たな会期が始まり、25日から10月1日にトランプ大統領ら各国の首脳が国連本部に集まり、一般討論が行われる。今年は北朝鮮の核開発やイランの核合意などが主な議題になりそうだ。日米や米韓など、多くの首脳会談も行われる。

 1年前の国連総会では、トランプ氏が北朝鮮の「完全な破壊」に言及するなど、米国と北朝鮮の激しい非難の応酬となった。今年は6月に史上初の米朝首脳会談が行われるなど一転して融和ムードとなったが、非核化交渉は停滞。米国のほか韓国や中国、ロシアの発言が注目を集める。

 トランプ政権の離脱で危機的状況に陥ったイラン核合意も、多くの首脳が取り上げるとみられる。欧州諸国が合意存続を目指す中、イランのロウハニ大統領は米国を非難する場として最大限に活用するとみられる。(共同)