Wednesday, September 19, 2018 11:22 AM

聖職者暴行、30億円で和解 NYのカトリック教区

 ニューヨーク・ブルックリンのカトリック教区は18日、8〜12歳のころ同区の聖職者から繰り返し性的暴行を受けたと訴えている被害男性4人に対し、2750万ドル(約30億8800万円)を支払うことで和解した。ニューヨーク・タイムズ紙が報じた。

 ブルックリンの教区では他にも聖職者による性的暴行疑惑が多数発覚し、被害者との示談が進んでいるが、今回の和解金は個人に支払うケースとしては最も高額な部類に入るという。

 現在19〜21歳の被害者4人は2003〜09年、ブルックリンの教会で宗教教育を指導していた男性服役囚(67)=性犯罪で服役中=から教会内などで繰り返し強姦されたと主張している。(共同)