Thursday, September 20, 2018 10:26 AM

G7、海のプラごみ議論 閣僚会合、発生抑制探る

 カナダ東部ハリファクスで開かれている先進7カ国(G7)環境・海洋・エネルギー相会合は20日、深刻化する海のプラスチックごみ汚染対策を議題に2日目の協議を実施する。

 中川雅治環境相らが出席し、リサイクルの強化やごみの発生抑制策などを議論。

 生態系への悪影響の懸念から、各国はプラスチックごみ削減の重要性で一致しており、発展途上国への支援強化や発生抑制のための技術開発などを盛り込んだ合意文書を公表する予定。だが、今年6月のG7首脳会議で削減の数値目標を掲げる「海洋プラスチック憲章」に署名しなかった日本や米国に配慮し、具体的数値のない弱い内容にとどまる見通しだ。(共同)