Monday, September 24, 2018 10:37 AM

田中、23歳で3階級制覇 12戦目は世界最速タイ

 世界ボクシング機構(WBO)フライ級タイトルマッチ12回戦は24日、名古屋市の武田テバオーシャンアリーナで行われ、挑戦者で同級1位の田中恒成(畑中)がチャンピオンの木村翔(青木)に2-0で判定勝ちして3階級制覇を遂げた。

 日本人では6人目で、23歳での到達は最年少。12戦目での達成はワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)と並んで世界最速となる。29歳の木村は3度目の防衛を逃した。

 戦績は田中が12戦全勝(7KO)で木村は21戦17勝(10KO)2敗2分け。田中は最後まで続いた激しい打ち合いの中で巧みな試合運びを見せ、ポイントで逃げ切った。田中はWBOのミニマム級とライトフライ級で王者となり、日本選手最速タイのプロ8戦目で2階級を制覇。昨年王座を返上し、フライ級に転向した。(共同)