Monday, September 24, 2018 10:38 AM

女子70キロ級の新井が2連覇 世界柔道、大野と長沢は銅

 柔道の世界選手権第5日は24日、バクーで男女各1階級が行われ、女子70キロ級で新井千鶴(三井住友海上)が決勝でマリエーブ・ガイー(フランス)に一本勝ちし、2連覇を果たした。同級の日本勢による2連覇は隔年開催だった2001、03年の上野雅恵以来で15年ぶり。

 新井は準々決勝でリオデジャネイロ五輪銀メダル、世界女王3度のジュリ・アルベアル(コロンビア)に優勢勝ち。準決勝では昨年2位のマリア・ペレス(プエルトリコ)に一本勝ちし、初戦の2回戦から5試合を勝ち抜いた。アルベアルは3位。

 女子70キロ級で初出場の大野陽子(コマツ)、男子90キロ級で初出場の長沢憲大(パーク24)は銅メダルを獲得。ともに準々決勝で敗れたが、敗者復活戦と3位決定戦を制した。(共同)