Tuesday, September 25, 2018 10:39 AM

米司法副長官が辞意 大統領解任画策報道で

 米主要メディアは24日、トランプ大統領の解任を画策したと報じられたローゼンスタイン司法副長官が、ホワイトハウスに辞意を伝えたと報じた。政権に混乱が広がり、11月の中間選挙で与党共和党に不利に働きそうだ。ローゼンスタイン氏はロシア疑惑を捜査するモラー特別検察官を監督する立場にあり、捜査の行方も混沌としてきた。

 トランプ氏は国連総会の日程終了後の27日にローゼンスタイン氏と会談すると表明。両氏は解任画策報道について24日に意見を交わしたという。

 ローゼンスタイン氏は24日、ケリー大統領首席補佐官と会談し、他の政権高官らとも今後の対応を協議。24日中に辞任する意向だったが、短期的に職にとどまることに同意したもようだ。ホワイトハウスが解任すべきだと主張したとの報道もあり、近く辞める可能性が高まっている。(共同)