Tuesday, October 02, 2018 10:43 AM

くすぶる森友加計疑惑 臨時国会で野党追及へ

 森友、加計学園問題を巡っては、安倍晋三首相や昭恵夫人に近しい人物が優遇されたとの疑念が依然くすぶる。野党は「疑わしい点が多すぎ、到底幕引きできない」として、秋の臨時国会でも引き続き追及する構えだ。

 2016年6月、大阪府豊中市の国有地が約8億円値引きして森友側に売却された。昭恵氏は一時、森友側が開校を予定した小学校の名誉校長を務めており、官僚が忖度したとの疑いが晴れない。

 首相は昨年2月「私や妻が関係していたなら総理も議員も辞める」と国会で答弁。この直後から、財務省は森友との交渉に関わる決裁文書から昭恵氏の名前を削るなど内容を改ざんしていた。(共同)