Tuesday, October 02, 2018 10:47 AM

一斉消灯と人間の鎖で追悼 ラスベガス乱射事件1年

 ネバダ州ラスベガスのコンサート会場で58人が死亡した米史上最悪の銃乱射から1年を迎えた1日夜、ラスベガス中心部では事件発生時刻に合わせてカジノやホテルのネオンや照明が一斉に消され、犠牲者を追悼した。遺族や生存者ら数百人は手をつないで現場を取り囲む「人間の鎖」で被害者との連帯を示した。米メディアが伝えた。

 報道によると、事件直後に自殺したスティーブン・パドック容疑者=当時(64)=が乱射した高級ホテルに面した事件現場の一画は閉鎖されたままになっている。

 犠牲者一人一人の名前を読み上げる式典も開催された。犠牲者の多くはカリフォルニア州から来ており、同州ロサンゼルスなどでも故人をしのぶ集会が開かれた。(共同)