Friday, August 26, 2016 9:58 AM

ドイツ、難民流入で人口増最多 15年末、97万人増

 ドイツ連邦統計庁が26日発表した同国の2015年末時点の人口は、難民や移民の大量流入を受け、前年同期比で約97万8000人(1.2%)増の約8220万人だった。増加数は1990年の東西ドイツ統一後で最多だった。

 統一後の年末の増加数はこれまで92年の約70万人が最多で、14年は約43万人だった。15年は年間の死者数が出生数を約18万8000人上回ったが、人口流入が流出より約113万9000人多く、人口増の主な要因となった。

 外国人居住者は15年末時点で前年同期比14.7%増の約870万人で、住民100人当たり10.5人(14年は9.3人)だった。(共同)