Friday, October 05, 2018 10:42 AM

8月製造業受注、2.3%増〜コア資本財は0.9%減

 商務省が4日発表した2018年8月の製造業受注高(季節調整済み)は、前月比2.3%増の5104億6600万ドルだった。変動の激しい輸送機器を除いた受注は0.1%増だった。

 同省ウェブサイトによると、耐久財は前月比4.4%増。このうち輸送機器は13.1%増で、民間航空機は69.1%増、国防航空機は17.0%増、自動車・同部品は1.0%増だった。耐久財ではこのほか、一般機械が0.8%減、一次金属が0.8%増だった。一方、非耐久財は0.2%増だった。

 資本財は12.0%増だった。うち国防関連を除く資本財は7.2%増、民間設備投資の先行指標となる国防関連と航空機を除いたコア資本財は0.9%減だった。国防資本財は44.7%増だった。

 製造業全体の出荷は0.5%増の5040億900万ドルだった。受注残高は0.9%増の1兆1764億8200万ドル、在庫は0.1%減だった。在庫は出荷の1.34カ月分に相当し、前月の1.35から減少した。