Thursday, March 19, 2026 7:18 AM
CMT、交差点の安全分析機能を拡張
テレマティクス大手ケンブリッジ・モバイル・テレマティクス(CMT、マサチューセッツ州)は、道路安全分析プラットフォーム「StreetVision」に、交差点の安全性を分析する新機能「Intersection Safety Insights」を追加した。
CMTのプレスリリースによると、新機能は、交通当局による高リスク交差点の特定、安全対策の優先順位付け、事前の事故防止…といった取り組みを支援する。同社は現在、連邦および州の事故・死亡データと、テレマティクスに基づく危険運転行動の指標をStreetVisionに直接統合して交差点のリスク分析を提供している。
米国では交差点関連事故が交通死亡事故の約25%、負傷事故の約50%を占めているが、従来の事故データだけでは原因を十分に分析できなかった。Intersection Safety Insightsは、事故の内容と速度超過、急ブレーキ、スマートフォン操作による注意力低下といった運転行動データを組み合わせることで、交差点の危険性の原因をより明確に把握でき、危険運転の多い交差点の特定や順位付け、危険行動の具体的な発生場所の確認、リスクの上昇傾向や新たな安全問題兆候の検出、事故データの可視化、改善策の効果測定などが可能になる。
StreetVisionは、連邦や州の事故・死者数の記録が組み込まれ、交差点、幹線道路、都市、地域などさまざまな項目で可視化できる。これによって交通当局は初めて、事故の結果と行動ベースのリスク指標を単一システムで分析でき、単なる事故件数の分析を超えて、新しい危険をより早く特定し、安全投資の優先順位を決められるようになる。
StreetVisionは、Vision Zero(交通死亡事故や重傷事故ゼロを目指す国際的な安全戦略)などの安全施策やインフラ計画、安全対策資金の申請支援のため、州や都市の運輸局、高速道路安全局、都市計画組織(MRO)、建築・エンジニアリング企業などに利用されている。