Friday, March 13, 2026 7:11 AM
マクニカ、産業用AV開発でアプライドEVと提携
テクノロジー・サービスのマクニカ(MACNICA、神奈川県)は、主に物流や産業分野向けに自動運転ソリューションの開発、商業化、導入を進めるため、オーストラリアの自動運転車(AV)技術大手アプライドEV(Applied EV)と戦略提携した。
ドライバー不足や運用コストの上昇を受けてさまざまな分野で自動運転技術の開発が進む中、特に乗用車やバスなど人を運ぶ車両が注目されがちだが、物流や産業分野では用途ごとに特化した自動運転車AVの開発が必要になる。しかし、用途別に専用のAVを開発すると経営資源が分散し、投資の重複で大きな非効率が生じる可能性がある。
マクニカは、工場内の自動搬送車や自動運転EVバスの開発で培った経験を生かして、アプライドEVがスズキと共同開発したEVプラットフォーム「Blanc Robot(ブランクロボット)」を場所や用途に合わせてカスタマイズする。必要なセンサーや走行アルゴリズムを選定・統合し、独自の遠隔運行管理システム「Everfleet」と接続することで車両の効率的な利用と運行を管理できる。
Blanc Robotは、車室がなく、ステアリングホイールやアクセル/ブレーキペダルなどの操作装置もない車輪付きテーブル型の車台になっており、荷台モジュールと自動運転ソフトウェアを用途に応じて再構成できるのが最大の特徴だ。Blanc Robotを車両ベースに使えば、物流や産業のさまざまな用途に向けたAVの開発が可能で、自動運転ソフトで車両制御を統合することでレベル4の自動運転を実現できる。