Friday, August 26, 2016 1:08 PM

パラ難民チームに2人選出 シリアとイラン出身

 国際パラリンピック委員会(IPC)は26日、9月7日開幕のリオデジャネイロ・パラリンピックで初めて結成する難民選手によるチームにシリア出身の水泳選手、イブラヒム・フセインとイラン生まれで米国在住の円盤投げ選手、シャハラッド・ナサジプールの2人を選んだと発表した。

 内戦が続くシリアからギリシャに逃れたフセイン選手は、4月にアテネで行われたリオデジャネイロ五輪の聖火リレーでも走者に起用された。チームは役員やコーチの支援を受け、パラリンピック旗の下、開会式の先頭で行進する。

 国際オリンピック委員会(IOC)がリオデジャネイロ五輪で初めて結成した「難民五輪選手団」とも連帯する。(共同)